第396回「ドイツ語の歌/ローレライ①」

きょうのまとめ

・ドイツ語の歌「ローレライ」

・タイトル「ローレライ」の読み方

・昨日の宿題

■ドイツ語の歌「ローレライ」

ローレライ(Loreley)はドイツのライン川沿いにある岩、崖、そしてそこにいる魔女(妖精?女性?)とそしてその女性に魅惑される男性たちや船乗りにまつわる物語です。その歌声に船乗りが気を取られている間に船のかじ取りが上手く行かずに船が沈むとされています。実際はカーブがあり、急な流れにより船が沈むことも多い場所であったと言われています。

これらの物語は、ブレンターノやハイネによって確立されてきました。

また、作曲家シューマンがアイヒェンドルフの詩に作曲している”Waldgesprech”という曲も、ローレライですね。ライン川の崖の上の向こうは森です。その森に迷いこんだ騎士は、馬に乗ってやってきた美しい女性があのローレライだと知った時、彼は石になって、ライン川に沈んでいくのです。

現在は観光船も出ており、ローレライの近くにくればこの曲が流れてきます。今はどうだかわかりませんが、昔は日本語で大きく「ローレライ」と書かれていて若干興ざめしたものです。

今回はハインリッヒ・ハイネの詩、フリードリッヒ・シルヒァーの作曲によって1837年に作曲されたものを一緒に歌えるようにしましょう。


■Die LoreLeyの読み

日本語では「ローレライ」という時、ロ・レ・ラはすべてLで発音されますが、実際はレはRで発音することになります。たくさんRRRRRとしなくてもいいのですが、他のロやラとは違うということだけは理解しておきましょう。


■昨日の宿題

■次の文章を訳しましょう。

  1. Peter ging ins Kino aber ich hatte keine Lust. Deshalb sah ich zu Hause fern..

ペーターは映画館へ行ったが、私は興味がなかった。だから家でテレビを見ました。

2. Wir saßen am Tisch und tranken Wein.

我々はテーブルにつき、ワインを飲んだ。

3. Wer arbeitete gestern im Büro?

誰が昨日事務所で仕事をした?

4. Peter spielte Klavier und wir sangen mit.

ペーターがピアノを弾き、私たちが歌った。

5. Der Verbrecher lief auf der Mariahilfer Straße und versteckte sich im Bahnhof.

強盗犯はマリアヒルファー通りを走り、駅に隠れた。

6. Er wusste nicht, dass sein Vater ins Krankenhaus gebracht worden war.

彼は、彼の父が病院に運ばれたことを知らなかった。

■次の文章を過去形を使ってドイツ語にしましょう。

1. 私たちはピザを食べました。(essenを使って)

Wir aßen Pizza.

2. 彼は彼女の手を取り、そしてキスした。(nehmen/küssenを使って)

Er nahm ihre Hand und küsste sie.

3. お母は私たちにそのおとぎ話を話しました。(erzählenを使って)

Unsere Mutter erzählte uns das Märchen .

4. 私たちは父の誕生日を祝いました。(feiernを使って)

Wir feierten den Geburtstag meines Vaters./Wir feierten den Geburtstag von meinem Vater.

5. 彼に電話をしたかっただけなんです。(wollen/anrufenを使って)

Ich wollte ihn nur anrufen.

6. 日曜日父はパンを焼き、母は歌を歌い、私は本を読んだ。

Sonntags backte/buk mein Vater Brot, meine Mutter sang und ich las ein Buch.

次回は、第397回「ドイツ語の歌「ローレライ」②」

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