第598回「若者の言葉③」

・若者の言葉

若者の作り出す言葉は、その後、若者だけではなく広い世代に広がり、長く残っていく言葉と、しばらくの間だけ若者たちの間だけで広がって終わっていく言葉があります。これらの言葉がどれだけ広がるのかわかりませんが、どこかで聞いた時に「あ、聞いたことがある。」と思っていただければいいかなと思います。

■Bru/Bro

英語でも最近聞きます。Bruder「兄弟」の意味です。日本語でもお兄さんが「よう兄弟!」なんて言っていますね。(映画の中だけ?)そんな感じですが、最近本当によく聞きます。でも大人が使っているのは見たことがありません。また2025年はこの「兄弟」がDigga(h)という言葉になっているという情報も見つけました。また「よう、相棒!」はKumpel!というそうです。


■Mega!

この単語は若者だけではなく大人世代にも浸透中です。元々は「とても大きい」という意味ですが、最近ではいい意味の方で「すごい!」という意味でつかわれることも多いです。文章でDas ist mega!やDas ist mega gut! またはDu bist mega!君ってすごい!などで使うこともありますが、この単語だけでMega!すごいという感じで使うことも多いです。Super!などと同じ感覚のように思います。


■その他の若者の言葉

これらの若者言葉の中で毎年一番使われたものを紹介しているサイトを見つけました。

  • 2024: Aura /カリスマ性を表す
  • 2023: goofy /不器用・間抜け
  • 2022: smash /仲良くなる
  • 2021: cringe /恥ずかしい・当惑する
  • 2020: lost /無知
  • 2018: Ehrenmann/Ehrenfrau /いい人
  • 2017: I bims /自分のこと

残念ながらどれも聞いたことがありません。なのでこの中からどれくらい残っていくのか?しばらく観察したいと思います。

Hey Bru!


次回は、第599回「若者の言葉④」

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