第586回「手書きの文字を読む第2弾①」

・手書きの文字を読む

昨年に続き今年も手書きの文字を読む練習をしましょう。現在は学校で手書きではなく最初にブロック体を習うようですので、若い世代の文字は読めますが、私達がお付き合いをする年代はまだまだ「読めない文字」を書いてくれます。優しい物からスタートしましょう。

次の文字を読んで訳を考えましょう。70代女性の文字です。でも緊張されていたのかかなり丁寧に書かれていました。

■今日の手書き①

同じ人の手書きでもう一枚見ていきましょう。


■今日の手書き②

どちらも共通するのは、この方の文字の場合、知っている単語は読めると思います。でも知らない単語はどうでしょうか?どちらも最後の単語が読めないのでは?


それは何が書いてあるのか見ていきましょう。

■今日の手書き①の内容

Im Sommer trinke ich gerne Radler.

夏に私は好んでラードラ―を飲みます。

ラードラ―はご存じでしたか?これはビールにレモンソーダやオーストリア名物アルムドゥッドラーなどをまぜたものです。暑い夏はワインも炭酸で割ったものや、ビールも少しアルコール度が低くなるように、軽く感じる飲みものを好んで飲む人が多いようです。


■今日の手書き②の内容

Im Juni blühen die Rosen in Bad Sauerbrunn.

6月にバッドザウアーブルンにはバラが咲く。

バッドサウアーブルンはオーストリア、ブルゲンランド州の小さな街です。この女性はウィーンに家があり、バッドザウアーブルンにも庭付きの小さな家を持っていて、夏の間(6月~9月頃)は毎年そちらで過ごしているとのこと。うらやましい限りです。


次回は、第587回「手書きの文字を読む第2弾②」

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