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■助動詞を使おう~丁寧な文章
助動詞を使って丁寧な文章を言いたい時、könnenの接続法第二式 könntenが便利です。この用法だけ使えるようにしておけば、誰かに対して丁寧にお願いができます。他の助動詞でお願いはなかなかしにくいので、この könntenだけ良く練習しておきましょう。( könnten以外の助動詞の文章はお願いではなく接続法第二式が元々持つ「湾曲的な言い方」になります。)

もちろん友達のPeterに「ピアノ弾いてよ!」と言いたい時は、Bitte Spiel Klavier! で充分だったりしますが、ちょっと「ねぇ、ピアノでも弾いてほしいなぁ」とお願いしたい時はDu で変化してkönntest du bitte Klavier spielen?と言いいます。接続法第二式は「現実にはない状態」つまり「仮定法」なので、「本当なら弾いていないけど、そういう事ができると嬉しいなぁ」と言う感じが表現できます。
■練習問題
■次の文章の助動詞を接続法第二式に変換して丁寧なお願いにしましょう。
1. Kann ich das Fenster öffnen?
2. Können wir hier sitzen?
3. Kann ich diese Notizen sehen?
4. Kannst du bitte heir auf mich warten?
5. Können Sie mir vielleicht helfen?
6. Kannst du bitte noch langsamer sprechen?
■今日の宿題
■次の日本語をkönntenを使ってドイツ語にしましょう。
1. 窓開けてくれる?
2. 車を駐車場に止めていただけますか?
3. ちょっとだけ助けてくれる?
4. 私達窓際に座れますか?
5. どうやって(私は)駅まで行ったらいいか教えていただけますか?
6. もう少しはっきり話してもらえる?
■昨日の宿題
■次の( )の動詞を過去形にしましょう。
1. Wir(wollten)uns mit Peter treffen.
2. Maria (musste) ihrer Mutter helfen.
3. (Konnten) Sie deutsch lesen?
4. Du (solltest) zum Zahnarzt gehen.
5. Ich (konnte) die Prüfung nicht schaffen.
6. Ihr (solltet) im Zimmer auf den Professor warten.
■次の日本語を助動詞の過去形を使ってドイツ語にしましょう。
1. 僕たちはドイツに行きたかった。
Wir wollten nach Deutschland fahren.
2. 昨日は学校に行かなくて良かった。
Ich musste gestern nicht in die Schule gehen.
3. 子供の頃は泳げたんだけどなぁ。
Als ich noch ein Kind war, konnte ich schwimmen.
4. 君お母さんに電話しないといけなかったんじゃない?
Solltest du deine Mutter nicht anrufen?
5. おばあさんが家にいる時だけ、甘いものを食べてよかった。
Wenn meine Oma(Großmutter) zu Hause war, durfte ich Süßigkeiten essen.
6. 彼が好きだったの。Ich mochte ihn.
次回は、第516回「作文してみましょう。①」
■練習問題の解答
■次の文章の助動詞を接続法第二式に変換して丁寧なお願いにしましょう。
1. Könnte ich das Fenster öffnen?/窓を開けてもいいでしょうか?
2. Könnten wir hier sitzen?/ここに座ってもいいでしょうか?
3. Könnte ich diese Notizen sehen?/このメモを見てもよろしいでしょうか?
4. Könntest du bitte heir auf mich warten?/ここで待ってもらっていい?
5. Könnten Sie mir vielleicht helfen?/もしよければ手伝っていただけますか?
6. Könntest du bitte noch langsamer sprechen?/よかったらもう少しゆっくり話してくれる?