第531回ドイツ語の歌を歌おう~霞か雲か①

・ドイツ語の歌を歌おう~霞か雲か

毎年ドイツ語の簡単な曲を1曲みなさんと一緒に練習しています。60代の私達が良く知っている曲を取り上げるようにしています。今回は「霞か雲か」を一緒に練習しましょう。

この曲のドイツ語のタイトルは

Alle Vögel sind schon da!

直訳すると「すべての鳥がすでにそこにいる」となります。つまり春が来て、もうそこに鳥たちがやってきたよということです。日本でもドイツ語で歌われる場合「霞か雲か」ではなく「小鳥たちがやってきた」や「小鳥がそこにやってきた」というタイトルが使われています。

この曲はドイツのアウグスト ハインリッヒ ホフマン フォン ファッラースレーベン(August Heinrich Hoffmann von Fallersleben)の作詞です。この方、他にも「ぶん ぶん ぶん」や「かっこう」などの詩も書いています。

また作曲はエルンスト ハインリッヒ レオポルト リヒター(Ernst Heinrich Leopold Richter)によって作曲されました。

これらの子供向きと言われる童謡は明治時代にドイツからやってきました。詳しくはウィキペディアなどを参考にしてください。

ドイツやオーストリアの春は突然やってきます。昨日まで全く静かだった公園に突然鳥が鳴き始め、花が咲きます。(花はご近所のおばさんが植えるんですけど。)でも本当にそれをきっかけにドンドン春がやってきます。日本のさくらさくらのように南から北へゆっくり北上するようなものとは全く違う春の景色をみることができます。なのでドイツの春の歌はテンポのよい、躍動感のある曲が多いですね。

明日は曲の意味を考えて行きましょう。こちらに張り付けておきますので、興味のある方は明日までに訳してみて下さい。

Alle Vögel sind schon da,
alle Vögel, alle.
Welch ein Singen, Musiziern,
Pfeifen, Zwitschern, Tiriliern!
Frühling will nun einmarschiern,
kommt mit Sang und Schalle.


次回は、第532回ドイツ語の歌を歌おう~霞か雲か②

おすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です