・メニュー下さい! |
■メニュー下さい!
ドイツ語をやっている方にとってこの言葉をそのまま日本語として使ってはいけないというのは、もうご存じの方が多いですね。
×××Menü bitte! /メニュー下さい!×××
これはドイツ語では間違った使い方になります。この場合の「メニュー」は「定食」であり、ランチセットのようなものを注文していることになります。なので日本語で言うところの「お品書き」はやってこないどころか、頼んでいない料理がテーブルの上に並ぶことも。
ですので
お品書き/Speisekarte
が欲しい時は、
Speisekarte bitte!
Ich hätte gerne die Speisekarte.
と言いましょう。
ただ、レストラン事情2025年はこれまでとは少し違います。ドイツやオーストリアのレストランでもQRコードなどで注文できるシステムを使っているお店が増えています。お品書きがQRコードになっているお店もありました。もちろんそのようなお店でも店員さんに注文もできます。日本語でも慌てる私達の年代。ましてやドイツ語。慌てふためくこと間違いなしです。やり方は世界共通です。落ち着いて注文できるようにしておきましょう。そして万が一間違っていても面白い物が食べられる、少々損してもいいという気持ちで挑んでいきましょう。

次回は、第528回「レストラン~少し待ってください!」