第25回放送「非常事態で使うドイツ語 壊れてます」

みなさんおはようございます。第25回の放送はいかがでしたでしょうか。今回から非常事態で使うドイツ語をご紹介します。今日は「壊れています。」です。この単語一度覚えるといろいろな場面で使えます。初心者にお勧めの単語です。

今日のまとめ

・壊れているというドイツ語 kaputt!

・こんな場面でこんなふうに使ってください

壊れているというドイツ語 kaputt!

Kaputt!と叫ぶだけで「壊れてます!」と通じます。正しく文章として言うならば

Es ist kaputt. Das ist kaputt. Hier ist kaputt.などいろいろ言えますが、こういう非常事態に使う時は、なにも考えずにkaputt! と叫ぶことが大切です。

非常事態においては、「お湯が出ないんです。」「ドアが閉まらないんです。」「ベッドメイキングがまだ終わってないんだけど。」なんていうドイツ語を考えている余裕もありません。そういう時、すべてこのkaputt! が代わりに表現してくれるでしょう。


こんな場面でこんなふうに使ってください

Kaputt!はこんな時に使ってください。

ホテルなどでお湯が出ない・ベッドが整っていない・掃除が終わってないなど
おもちゃが壊れた、ケーキがぐしゃっとなったなど、何かが本当に壊れた時
靴の紐が切れたなど、他の言い方があるが見当たらない時
会社がつぶれた
失恋した・夫婦間が上手く行っていない

上に挙げた例は、もちろんそれぞれに正しい言い方や他の表現法があります。でも「こわれちゃった」と言っていいものは、ドイツ語でKaputt!を使っていいと思います。何よりも、あなたが困っている状況だということを早く伝えた方が良いのです。

番組でもご紹介しましたが、これまでに「60歳からはじめるドイツ語」で習ったものだけを使って、困っていることを伝える例文をあげておきましょう。

ホテルマン Kann ich Ihnen etwas helfen?何かお手伝いしましょうか?
Grüß Gott.
Ja. Mein Name ist Tanaka.
5614. (fünf sechs eins vier)          
Kaputt!
こんにちは。
田中です。
5614です。
壊れているんです!
ホテルマンKaputt?壊れている?
Ja, bitte kommen Sie!はい。来てください!
Hier ist kaputt!指さしながら)ここが壊れています。
ホテルマンOh, Es tut mir leid.
Ich rufe jemenden.
ああ、お気の毒に(すみません)
(直せる)人を呼びます。
ホテルマンSo, jetzt ist es in Ordnung.はい、これで大丈夫。
Danke schön.ありがとうございます。

大切なことなのでもう一度書きます。なによりも、あなたが困っているということを伝えるために、文法よりもKaputt!と叫ぶことが大切なのです。


次回 第26回は「非常事態で使うドイツ語 助けて」です。

写真 「レバーケーゼ/オーストリア」2020年撮影

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